去る平成21年6月7日(日)に、神奈川県歯科技工士会横須賀支部の地域貢献事業としてショッパーズプラザ横須賀にて横須賀市歯科医師会主催の「歯の衛生 週間に伴う市民フェア」が開催された。横須賀支部では他の支部に先立ち何年か前からこの事業に参加させて頂いている。当日は歯科医師会、歯科衛生士会と共 にプラザ内のエントランスにブースを設置し、「無料歯科相談」「健診」「コンクールの表彰」「ブラッシング指導」などの活動内容が行われた。技工士会も 「各技工物の展示」「スライドによる製作工程や義歯刻印事業の紹介」などを行った。途中、横須賀市長の表敬訪問もあり、地域貢献事業として横須賀市の関心 の高さが伺えた。活動の中で市民の方々に好評だったのは、「ホチキスを改良し、そこに臼歯人工歯を排列したものを数種類用意し、磨耗のすすんでいる物と新 しい人工歯とで漬物のたくあんを嚙ませて比較してもらう」という企画でした。すでに義歯を使用している方からの「とても解りやすく説得力がある。定期的に 歯科医院へ行かなければ」という感想を何人もの方々が口にしていたのには驚かされた。日頃、患者さんと接する機会の少ない我々歯科技工士にとっては生の声 を聞けるまたとないチャンスでもあり、その声を日々の技工にフィードバックしなければと改めて思うとともに、市民の方々が意外と自分自身の口腔内に装着さ れている補綴物に対して、我々歯科技工士が想像している以上に関心があり、且つ歯科に関する情報収集に余念がなく、皆さんかなり詳しいのには驚かされた。 日々机に向い、技工をしている我々にとって、とても有意義な一日であった。今後、このような催しが全国各地で行われることを切望する次第である。
←蒲谷横須賀市長に製作工程の説明をする八十嶋秀幸支部長
横須賀支部 宮代博之

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