神奈川県技工士会「第10回歯型彫刻コンテスト『ほるほる』」
及び「第21回横浜臨床講座」同日開催
8月23日午前9時から鶴見大学会館2階サブホールにおいて、「第10回歯型彫刻コンテスト『ほるほる』」《主催:(社)神奈川県歯科技工士会、後援(株)松風》、午後から1階メインホールにおいて、「第21回横浜臨床講座」、《主催(社)神奈川県歯科技工士会、後援(株)松風》が同日開催されました。 今の執行部の方々は、若い人たちに歯科技工という仕事が、希望の持てる職業だと、時あるごとに発せられていました。歯型彫刻コンテスト『ほるほる』が第10回という記念で、参加者を多く集めたいと願い、午後の横浜臨床講座を『ほるほる』に参加した若い学生達も興味の持てる内容で、講師を今人気の西村好美先生にお願いしたいという主催者の努力、願いが実現しまして、役員の方々は皆、その期待と緊張の面持でした。今回参加者人数は、学生の部79名参加、有資格者の部51名参加、計130名でした。参加者が多いためメインのサブホールで学生の部、別室で有資格者の部と分けて競技が行われました。最初に伊集院会長が挨拶をされ、審査員の挨拶、競技注意事項説明が行われました。そして9時30分競技開始、学生の部では上顎左側第1大臼歯を、有資格者の部は上顎右側第1大臼歯のモデルを見てその反体側を摸刻するということでした。競技中、まるで入試テストのような真剣さで、ただ石膏を削るカリカリという音だけが聞こえてきました。印象に残ったのは、女性の参加者が多いのに驚きました。私は技工業界というのは男社会というイメージがあったので、これからは女性が働きやすい環境づくりをしなければいけないと思いました。 午後からは、西村好美先生による「補綴物による歯周マネージメント」の講演がありました。約250名の参加者の中に多数の若い学生が真剣に受講している姿は、業界の将来に心強いものを感じました。今技工業界は鋳造からCADCAMへおおきな変化期(新化期)にあります。どんな環境においても技術力はもちろん、知識を得ることが大切であり、歯冠形態においては、まず天然歯を知り、学ぶことが重要であります。天然歯のその形態、隆線、溝、一つ一つに理由があり、それを無視することはできないということ、そして補綴物に与える歯冠形態によって、外観、咀嚼、嚥下、発音、清掃性、唾液の分泌、歯肉への影響などの口腔内で様々な問題が起きてくるということを改めて考えさせられました。今回はその中でも形態と歯肉との関係をを中心に講演してくださいました。とても興味深い内容であり、終始西村先生の言葉に聞き入ってしまい、3時間余りの講演時間が短くさえ感じるほど有意義な時間を過ごすことができました。歯冠の形態を中心に、また歯型彫刻の要点も加えて講演して下さったことは、午前中の『ほるほる』に参加した学生さんの皆さんにとっても、興味深く聞ける内容だったとおもいます。 西村先生のご配慮に感謝いたします。 講座終了後、学生の部、有資格者の部それぞれ奨励賞、優秀賞、最優秀賞が順次発表されました。最後に審査員の方々のコメントが述べられ、臨床講座の講師もされ、全国のレベルの高いものをみている西村好美先生が「私が学生の時にこの競技に参加しても、優秀賞が取れるか疑問だ、神奈川のレベルは高い、感動した。」又「この競技に参加されたみなさまにも感動した。」と最上の賛辞を述べられました。 おわりに、 今回神奈川新聞社様からの取材もあり、若い人たちの意欲がメディアを通じて伝わることで、今現在全国の技工学校の生徒が定員割れしている歯科技工士という職業が見直されることを、私は期待しています。今回『ほるほる』に参加された学生、有資格者の皆様、人の遊んでいるときや、寝ているときでも努力していたことでしょう。その努力が報われる日が来ることを願います。 最後に、若い人の希望の持てる業界にしたい、そして、こうした催しに参加した若者が、明日からの励みのきっかけをつかんでほしい、気づいて欲しい、という強い思いを持って活動している(社)神奈川県歯科技工士会執行部の皆様、又、今日一日この催しを後援してくださったり、多くの景品を提供してくださった(社)松風及び社員の皆様厚くお礼申し上げます。 報告/小林卓二(社)神奈川県技工士会港南支部 学術委員
はじめに
「歯型彫刻コンテスト『ほるほる』」
「横浜臨床講座」
「歯型彫刻コンテスト『ほるほる』審査結果の発表、」

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