今牧 謙氏 日本歯技 年間最優秀論文賞を受賞

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神奈川県技 今牧 謙氏 2009年度 日本歯技 年間最優秀論文賞を受賞

 

P1020081.JPGのサムネール画像2010年3月14日、神奈川県歯科技工士会総会において「2009年度日本歯技年間最優秀論文賞」を受賞した今牧 謙氏が表彰された。

 選ばれた論文は2009年日本歯技3月号に発表された「印象材と模型精度 アルジネート印象材と石膏の取り扱いについて」と題されたものであり、表彰楯のほかに奨励金10万円が日本歯科技工士会より授与された。

本論文は一般臨床の中で最も多く利用されているアルジネート印象材を取り上げ、安全で精度の高い模型を得る手順を考察した物である。実験内容は、アルジネート印象材の膨潤及び離水特性に着目し、変形量確認のために製作した複数個の印象材ブロックを水中浸漬、空気中放置、保湿箱保管の条件下に置き、時間経過とともに状況変化を比較したものである。結果として、ウィルス感染対策として使用されている市販のアルジネート印象材用固定除菌液と練和したものが寸法変化は最小であることを突き止め、基準となるインレー体の適合試験により実証した。


本論文の結論は臨床現場である診療室の効率化と安全性の確保ができ、技工精度も向上するといった日常臨床の問題点解決に繋がるものである。興味のある方に是非一読をお勧めする。また、受賞に当たって今牧氏は表彰に感謝するとともに「本論文は吉岡雅史氏(県技所属)、滝沢琢也氏((株)コアデンタル横浜)ら3名の共同研究・執筆であり、お二人の協力無しには完遂し得なかった」とコメントを寄せた。
(写真左:伊集院正俊会長 右:今牧 謙氏)


報告/神奈川県歯科技工士会 広報 藤田耕介

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