平成22年7月25日(日)第31回夏期講習会が新横浜歯科技工士専門学校(旧 共生会歯科技工専門学校)にて行われました。講師・演題は戸田篤先生による「説計基準から考える人工歯の選択と配列法」~患者さんのためになる義歯づくりを目指して~ と題して行われました。当日は30℃を越える猛暑の中、105名の方々が聴講に来られました。
基本的に人工歯の選択と配列は歯科医師サイドで行われなければならないセクションでありますが、歯科技工士サイドにおいて行われているのが現状です。戸田先生がおっしゃる通りで、歯科技工所においては指示書のみの情報に対して戸惑うことが多々見受けられます。
戸田先生の配列法で特徴的なのは、配列の基準をご自身の経験上において考え出された「戸田式配列基準線」を用いて行われていることです。今回の講習会には学生や新卒者が多く見られたので、このような臨床方式と教科書的配列法の違いに戸惑う方も若干おられたのではないかと思いました。また、前歯の配列に関して、「左右対称(symmetry)にするから入れ歯に見える」と指摘されたことに私自身もかなり共感しており、その対称性を回避するための配列順序に関しては以前から深く理解しておりました。このことは、「すべては患者さんの笑顔を得るため!」であり、『いかにも入れ歯を入れてます』では、悲しいかもです...。
今回、戸田先生の考える人工歯の選択と配列に適応しているということで、㈱松風「ベラシアSA」の開発コンセプトならびに利点を㈱松風・佐藤浩一氏より説明があり、今日までの臨床上の苦労が軽減出来るのではないかと期待が膨らみ興味津々になりました。
休憩時間には、展示コーナーにおいて㈱松風、㈱デンツプラィ三金、㈱アイキャスト、㈱タスクの新製品等の展示・説明もあり、大変有意義な時間を過ごす事が出来ました。今後とも戸田先生の臨床手法を取り入れて、患者さんの笑顔を得られるように日々精進を重ねて参りたいと思います。
最後に、夏期講習会を31回も継続して頂いている主催・新横浜歯科技工士専門学校ならびに学校スタッフの方々、共催・歯科技工士会理事の方々、ご協力頂きましたメーカー各社様、本当にありがとうございました。
川崎支部/廣崎晃久

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